都住研ニュース

第26号 ●京都の瓦の現状は?

光本大助  光本瓦店(有)の光本大助さん(都住研会員)に、京都の瓦の現状を伺いました。

 京都は、瓦の産地としてはかなりしんどくなっています。淡路島などの大量生産が可能なところに押されています。京都の土、職人でつくった京瓦は値段的にも高価なこともありますね。また住宅の施工の時間の制約から、大量生産された瓦が選択される現実もあります。
 しかし、京瓦ならではの仕上がりの良さはありますし、目利きが出来る顧客には選択されています。
 瓦全てを京瓦で仕上げるのではなく、ポイントだけを押さえた施工も可能ですし、京瓦の活用は色々な可能性があると思いますよ。
 「こだわり住宅」のような取り組みは面白いし、大事だと思います。私自身も色んな智恵を技術を提供しますよ。

「京都こだわり住宅」プロジェクト、開始します! ●定例会ダイジェスト ●京都の住まい・まちづくり拝見! ●運営委員のリレーエッセイ

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