都住研ニュース

ここでは、京都の住まい・まちづくりに関するユニークな、新しい取り組みを紹介します。

〜「ウィークリー町家」で町家滞在気分〜

　このコーナーで以前お伝えした、「アジアンマンスリー」は、１フロア65坪のオフィスビルをコンバージョンした、バリのヴィラを連想させるアジアンムード満載のウィークリーマンション（第35号　2008年1月。(株)長栄）。今回ご紹介する「ウィークリー京町家」は、アジアンマンスリーと同じビルの6階にオープンする、京町家ステイをコンセプトとするウィークリーマンションです。
　ビジネス利用、観光利用そしてスクーリングの滞在のために、京都市内におけるウィークリーマンションの需要が高まりつつある中、徐々に価格競争が生まれつつあります。そのような中で「価格競争ではなく、他と差別化を図ることで、お客様に選んでもらおう」として、滞在時間を心豊かに過ごすことができる空間を提供するために企画されました。
　現在、京都市内では町家の民宿や旅館が供給される中、「本物の京町家がすぐ近くにある中、ビルの中にあえて町家を作る必要があるのか」という声が社内からもあったそうですが、(株)長栄マンスリーマンション受付センター長の松本さんは「長期滞在費用の場合のコストパフォーマンス、和空間での気軽な滞在の需要を受け止める器として需要は必ずある」と企画を進められました。
　オフィスビルは階高が高く、住宅へのコンバージョンは天井高が高くとれます。この度登場したウィークリー京町家は、和空間ながら広々とした開放感があり、室内は和モダン。液晶テレビはもちろん、炊飯器や洗濯機、食器もすべて揃えてありますので、暮らすように京都に滞在することができます。無料で利用できるレンタサイクルもあり、京都滞在の拠点として、新しい選択肢が一つ生まれました。

所在地：京都市中京区堀川三条下ル下八文字町692
料　金：１Week〜1日/4,500円〜※別途クリーニング代

■事業に関するお問い合わせ
　　　(株)長栄マンスリーマンション受付センター
　　　　　http://www.choei-mm.com/
　　　　　　電話：0120-86-3912

■ウィークリー京町家
　http://www.choei-mm.com/bukken/machiya.html