都住研ニュース

第35号 ●都市住宅学会賞(業績賞)を受賞

表彰式  都住研を含んだ、京都の住まい・まちづくりに関する一連の活動が、社団法人都市住宅学会の業績賞に選定されました。選定者は全国で3組で、西日本からは唯一の選定でした。(受賞対象及び好評は下記の通りです)
 去る12月1日日本女子大学で開催された授賞式では、代表として都住研の運営委員でもある金城一守が代表して、賞状を受け取りました。

賞状 対象者:
金城一守、都市居住推進研究会、(財)京都市景観・まちづくりセンター、建都住宅販売、現代京都都市型住宅研究会

 金城一守氏及び氏が創設に深く関わった都市居住推進研究会による取組は、歴史都市が抱える細街路地区の再生・改善に寄与してきたとともに、「まちなみ住宅設計コンペ」など戸建分譲住宅の質的向上を目指す多様な事業を創出し、既存住宅地におけるまちなか改善の先駆的モデルとして高く評価される。こうした京都でのまちなか改善の協働経験が、都市居住推進研究会と(財)京都市景観・まちづくりセンターが共催する地域密着型建売住宅づくりのプロセスをも内包した「京都まちなかこだわり住宅」設計コンペへと結実し、現代京都都市型住宅研究会の提案が選ばれた。これらのコンセプトは建都住宅販売が事業主となり、裏の空間に留意する現代町家の先導事例として建設、情報発信拠点として活用された。本審査委員会は、長年にわたる京都まちなか住宅改善に向けたこれら協働の運動、そしてそれが具現化した住宅づくりに対して、業績賞にふさわしいものと判断した。

パネル

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