都住研ニュース

第25号 ●都住研10周年を迎えて/会長挨拶

巽和夫会長  都市居住推進研究会は、本年6月10周年を迎えましたが、これを節目として新たなスタートを切りました。都住研の目的は、歴史文化都市・京都にふさわしい住まい・まちづくりの推進です。このため、こ10年間は、京都が抱えているさまざまな難問の解決に焦点を当てて、研究・啓発・提言を活発に進めて来ました。その成果はかなり大きなものがあります。
 これからの活動方針は、これまでの成果の蓄積をふまえつつ、具体的な事業の展開に重点をおく予定です。都住研の構成メンバーは、住宅開発業、建設業、不動産流通業、設計監理業などの事業者と、法律家、研究者、行政者などの専門家です。いずれも中小・零細企業ないし個人ですから、個別にはさほどの力量はありません。しかし、これらのメンバーのほかに、もっと多くの職種を加えて地域産業のネットワークをつくり、相互の信頼関係を築き、連携と協調によって地域に根ざした住まい・まちづくりを実現したいと考えています。
 一人でも多くの方々に都住研のメンバーになって、魅力的な活動に参加して頂きたいと願っています。

都住研 会長 巽 和夫

都住研10周年記念フォーラム/基調講演 ●パネルディスカッション ●運営委員のリレーエッセイ

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