都住研ニュース

第63号 ●第26期総会を開催しました

 2019年11月22日、都住研第26期総会を開催いたしました。
 細街路・路地の課題に着目して活動をはじめて四半世紀が経過しました。
 昨年度に引き続き、国土交通省「令和元年度地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」に採択され「都心部の路地における子育て支援空間としての検証とテーマ型再生事業手法の構築」に引き続き取り組んでいます。
 今年は、事業者目線での路地の継承・再生の手法を検討中です。
 現代の京都の住まい・まちづくりに貢献できるよう、さらに活動を進化させて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

第25期事業報告(自2018年9月1日 至2019年8月31日)
定例会(セミナー)の開催 ■第66回(2018年12月6日)
テーマ:「民泊・簡易宿所は京都の毒か薬か?」
 〜京都の魅力継承を願う投資家の立場から〜
  蛮子投資集団株式会社 代表取締役 張 一凡 氏
 〜簡易宿所の運営の立場から〜
  株式会社トマルバ 取締役 山田 真広 氏
1.話題提起
2.意見交換
 コーディネーター
  高木 伸人 氏(都住研事務局長)
 パネリスト
  高田 光雄 氏(都住研会長/京都美術工芸大学教授/京都大学名誉教授)
■第67回(2019年5月24日)
テーマ:「“ROJI LIFE”を楽しむ 〜眠れる路地奥に事業の目覚めを」
  株式会社クラウドリアリティ 取締役不動産投資銀行部長 塗矢 眞介 氏
1.話題提起
 平成30年度 国土交通省地域の空き家・空き地等の利用等に関するモデル事業
  「都心部の路地における子育て支援空間としての検証とテーマ型再生事業手法の構築」報告(事務局)  2.パネルディスカッション
 コーディネーター
  高木 伸人 氏(都住研事務局長)
 パネリスト
  高田 光雄 氏(都住研会長/京都美術工芸大学教授/京都大学名誉教授)
  山下 善彦 氏(IzutsuRealty株式会社 代表取締役)
  魚谷 繁礼 氏(魚谷繁礼建築研究所 建築士)
  燒リ 勝英 氏(京都市都市計画局建築指導部 部長)
調査活動 ■NPO京都マンション管理評価機構会員
■地域の空家等流通モデル構築に関する調査(国土交通省)
運営委員会 ■毎月定例で開催
ニュースの発行 ■61号(12月)、62号(6月)
■同情報を紙媒体に加えホームページ、Facebook頁(新)での発信
■提言及び添付資料をホームページで発信
その他 ■都住研研修ツアーの催行(台湾 2019年8月2日(金)〜4日(日)参加12名)
■佛教大学スクーリング受け入れ(8月1日(木))

事業の様子

第25期会計報告(自2018年9月1日 至2019年8月31日)
収入の部 支出の部
前年度繰越金 1,568,527 会議費 9,235
年会費(79口) 790,000 通信費 169,451
例会参加費 26,500 印刷製本費 119,600
調査費・補助金 1,150,000 諸謝金 500.000
旅費徴収費 1,463,196 消耗品 10,170
利息(2月16日) 7 事務費 606,480
利息(8月17日) 6 旅費交通費 1,612,146
雑収入 6,000 接待交際費 7,578
委託費 291,944
雑費 51,032
次年度繰越金 1,626,600
合計 5,004,236 合計 5,004,236

第26期予算案(自2019年9月1日 至2020年8月31日)
収入の部 支出の部
前年度繰越金 1,626,600 会議費 10,000
年会費(80口) 800,000 通信費 200,000
印刷製本費 800,000
例会資料代収入 10,000 諸謝金 100,000
旅費徴収費 1,000,000 消耗品 30,000
事務費 600,000
旅費交通費 1,000,000
接待交際費 10,000
委託費 200,000
雑費 486,600
合計 3,436,600 合計 3,436,600

国土交通省「地域の空き家・空き地利活用等に関するモデル事業」について

昨年度は、「路地は子育て支援空間に向いている」という仮説のもと、
その検証とそのための事業を検討しました。
今年度は、より具体的な事業手法を検討中です。

2020年1月11日(土)15時〜のセミナーで報告します!

定例会ダイジェスト ●トークセッション
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