都住研ニュース

第61号 ●第25期総会を開催しました

 2018年12月6日、都住研の第25期総会を開催いたしました。
 細街路・路地の課題に着目して活動をはじめて四半世紀が経過しました。
 現在平成30年度 国土交通省「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」に採択され「都心部の路地における子育て支援空間としての検証とテーマ型再生授業手法の構築」に取り組んでいます。
 25年前と比較して路地を取り巻く環境も随分変わりました。
 この変化を見据えて、現代の京都の住まい・まちづくりに貢献できるよう、さらに活動を進化させて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

第24期事業報告(自29年9月1日 至30年8月31日)
定例会(セミナー)の開催 ■第64回(29年11月28日)
テーマ:「不動産型クラウドファンディングのこれからとコミュニティ型まちづくりの未来」
 〜中央卸売市場エリアのリノベーションの実践を通じて〜
  株式会社ゆい 代表取締役 扇沢 友樹 氏
 コーディネーター
  高木 伸人 氏(都住研事務局長)
 パネリスト
  高田 光雄 氏(都住研会長/京都美術工芸大学教授/京都大学名誉教授)
■第65回(30年4月19日)
テーマ:「新しい街づくりのかたち」
 〜不動産特化型クラウドファンディングの活用〜のご紹介
  株式会社クラウドリアリティ 取締役不動産投資銀行部長 塗矢 眞介 氏
 コーディネーター
  高木 伸人 氏(都住研事務局長)
 パネリスト
  高田 光雄 氏(都住研会長/京都美術工芸大学教授/京都大学名誉教授)
調査活動 ■NPO京都マンション管理評価機構会員
■平成30年度地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業(国土交通省)
運営委員会 ■毎月定例で開催(第4土曜日) ※今期は不定期に開催
ニュースの発行 ■59号(12月)、60号(5月)
■同情報を紙媒体に加えホームページでの発信
■提言及び添付資料をホームページで発信
その他 ■都住研研修ツアーの催行(韓国 30年8月24〜26日)
■佛教大学スクーリング受け入れ(8月21日)

事業の様子

第24期会計報告(自29年9月1日 至30年8月31日)
収入の部 支出の部
前年度繰越金 1,360,246 会議費 5,345
年会費(80口) 800,000 通信費 214,499
例会参加費 8,000 印刷製本費 90,780
助成金(国土交通省) 700,000 諸謝金 105,000
旅費徴収費 927,000 消耗品 11,640
利息(2月17日) 7 事務費 606,480
利息(8月18日) 6 旅費交通費 899,500
接待交際費 28,368
委託費 121,296
雑費 143,824
次年度繰越金 1,568,527
合計 3,795,259 合計 3,795,259

第25期予算案(自30年9月1日 至31年8月31日)
収入の部 支出の部
前年度繰越金 1,568,527 会議費 10,000
年会費(80口) 800,000 通信費 200,000
印刷製本費 800,000
例会資料代収入 10,000 諸謝金 100,000
旅費徴収費 1,000,000 消耗品 30,000
事務費 600,000
旅費交通費 1,000,000
接待交際費 10,000
委託費 200,000
雑費 428,527
合計 3,378,527 合計 3,378,527

細街路・路地の現代的なニーズへの対応策を検討

■国土交通省の「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」について

 路地の空間特性や経済的特性に着目し、都心部の路地は子育て空間として向いていると考え、路地の保全・継承・再生策を検討しています。
 都住研の特徴として「民間事業で展開する」モデル構築を目指しています。
 実際に存在する2つの路地を対象に、検証を進めています。

定例会ダイジェスト ●トークセッション
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