都住研ニュース

第56号 ●第22期総会を開催しました + 路地診断ツールと「路地21選」を発表しました

総会の様子  2015年11月24日、都住研の第22期総会を開催いたしました。
 その後開催した定例会では、20周年記念事業として取り組んできた、小委員会の成果第一弾の報告をいたしました。
 それは、京都市内の路地について、「景観」「防災」「コミュニティ」「歴史・文化」の視点から路地の「見える化」を行う診断シートの内容、そして京都のまちづくりを考える上で学ぶべきエッセンスを備える路地を独自の視点で評価した「路地21選」の発表を行いました。

第21期事業報告(自26年9月1日 至27年8月31日)
定例会(セミナー)の開催 ■第59回(11月16日)
 内 容:今再び、密集市街地!
     歴史都市故の問題、解決できる?
 講 師:文山達昭氏(京都市都市計画局まち再生・創造推進室密集市街地・細街路 対策課長)
■第60回(5月8日)
 内容:京都の細街路は負の財産か、あるいは宝の山か。
 講師
 「京都ファンが行う投資は細街路を救うか?
   細街路のニーズ・可能性・事業性」
   岡川 芙巳 氏(行政書士法人SKY 岡川海事法務事務所所長)
 「まちや仕事、思いを継承するには?遺言とまちづくり」
   佐伯 由香里 氏(さいき司法書士事務所 所長)
調査活動 ■平成の京町家コンソーシアム会員
■NPO京都マンション管理評価機構会員
■(財)京都市景観・まちづくりセンター 賛助会員
運営委員会 ■毎月定例で開催(第4土曜日)
ニュースの発行 ■54号(12月)、55号(7月)
■ホームページでの発信、ブログの設置
その他 ■都住研研修ツアーの催行(軽井沢/長野 10月参加12名)
■佛教大学スクーリング受け入れ
■小委員会にて「空き家・路地の積極活用によるまちづくり」を研究、 路地診断ツール、路地21選の選定

都住研路地21選パンフ(内側) 都住研20周年記念事業について
20周年記念事業は、
(1) 路地への刮目のススメ(路地21選の実施、路地の再評価と課題の整理)
(2) 現状診断ツールの提案(細街路診断ツールの開発、組織化のススメ)
(3) アクションに向けて(私道及び路地管理団体に関する提言)
の3部門で構成しています。
第1弾では、このうちの2つを選考して発表しました。
残りの内容についても、順次報告していく予定です。ご期待ください!
※路地21選については、ニュースレターとともに郵送いたします。

定例会ダイジェスト ●研修レポート
PDF版

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