都住研ニュース

第48号 ●平成の京町家モデル展示場がオープンしました! 平成の京町家モデル展示場

参加者  「平成の京町家」のモデル住宅展示場「KYOMO(きょうも)」が、11月3日(土)、オープンしました。伝統的な京町家の知恵と、現代の技術を融合した住まいのモデルをここで体感することができます。
 展示場では、 「市街地型」3棟(平成の京町家普及センターは平成25年春オープン予定)と「郊外型」2棟(うち1棟は建設中)のモデル住宅からなる住宅展示場です。
 都市居住推進研究会は、平成の京町家コンソーシアム会員として、平成の京町家の普及を応援しています。

参加者 「平成の京町家伝統型モデル普及センター」は現在、京都建築専門学校のみなさんにより公開されながら伝統構法で施工されており、来年3月完成予定です。

所在地:京都市下京区河原町通塩小路北西角
営業時間:10:00〜18:00定休日水曜日(祝日は営業)
問い合わせ:Tel.075-353-1577 Fax.075-353-1578
     ※専用および提携駐車場はございません

「平成の京町家」とは
 歴史都市・京都においては、単に省エネ住宅を普及させるのではなく、長い年月をかけて培われてきた豊かな住文化を発展的に継承し、美しいまちなみ景観を保全、再生させていく視点を併せ持った省エネ住宅の普及が求められます。
 そのひとつの答えが、京都の伝統的家屋である京町家の中にあります。伝統的な京町家は、住宅の外部と内部を緩やかにつなぐことで、四季の移ろいを暮らしに取り込み、風や太陽、緑といった自然の恵みを利用し、人やまちとの関係性を構築し、豊かな住文化を育んできました。
 こうした伝統的な京町家の知恵と現代的な技術を融合した「平成の京町家」は、京都のまちや自然と共生する住まいと住まい方を提案するものです。
定例会ダイジェスト ●京都の住まい・まちづくり拝見!
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