都住研ニュース

第54号 ●研修レポート

 都住研では、不定期ではありますが、全国の先進的な不動産事業を学ぶ「都住研ツアー」を実施しています。今回は、第57回定例会で講師として登壇いただいた、ワタベアンドカンパニーの渡部社長を訪ねて軽井沢、そして第53回定例会で講師として登壇いただいた、福岡の吉原住宅の吉原社長にコーディネートいただき、長野へ行ってきました。その様子をレポートします。

ラグジュアリー層のニーズに応える不動産ビジネス先進地と地域密着型リノベーション先進地 〜軽井沢・長野研修ツアー

メンバー  軽井沢では、全国初の総合別荘管理サービスを展開されている渡部社長に、軽井沢の別荘を案内いただきながら、地区ごとの特徴や最近のまちの動きなどを聞かせていただきました。また、軽井沢で次世代をリードする子ども達の育成を目指すISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)を視察しました。
 長野では、長野県善光寺門前で、面白い空間や人の繋がりをつくり出そうとする動きが加速していますが、この仕掛け人であるMY ROOMの倉石さんに案内いただき、古い物件をリノベーションし、個性ある店舗やシェアオフィスとして活用されている様子を拝見しました。この数年で魅力的なライフスタイルを実現する移住者が増加している様子も目の当たりにしました。さらに吉原さんも参画されている、長野老舗の看板制作会社「アドイシグロ」と「スペースRデザイン」が協働して取り組む、築36年の賃貸ビル「光ハイツ」のリノベーションプロジェクトも拝見しました。
 長野は、首都圏からの近さとアクセスの良さという特徴から、多くの別荘所有者、そしてUターン・Iターンの迎え入れやすさもあり、地域性を色濃く出しながら、魅力的な展開をされており、大いに刺激を受けました。
ツアーの様子

第21期総会を開催しました ●定例会ダイジェスト
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