定例会のお知らせ


第67回 都住研定例会のご案内

 惜春の候、皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は都市居住推進協議会の活動にご協力・ご参加賜り、ありがとうございます。下記のとおり、第67回定例会を開催いたします。 ふるってご参加ください。

 京都市内には数多くの路地があり、接道の課題等から建物の更新が進まず老朽化が進み、災害への脆弱性が指摘されています。一方、伝統的な建築による歴史的な景観や密集地に暮らす生活の知恵、防火・防災の知恵等を伴うコミュニティが継承されており、現代そして未来のまちづくりを考える際の様々なヒントが「再発見」されています。
 都住研では、平成30年度に国土交通省の「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」に採択された「路地奥の住宅を子育て世帯の住宅とする事業」 の事業化を検討しました。地価が高騰し続ける都心部から子育て世帯が郊外や市外に流出しており、都市の多様性を維持するうえで課題とされているなかにあって、若年・高齢の単身者等が暮らせるアフォーダブル住宅としての役割を果たすことも期待されてのことです。
 今回の定例会では、これらの事業の報告とともに、路地奥再建不可物件の事業化方策、さらには事業化を検討する上で大きなハードルとして立ちふさがる“所有者不明地”の対処策について可 能性を検討します。

日時令和元年5月24日(金) 19:00〜
場所:ひと・まち交流館 京都 地階 京都市景観・まちづくりセンターワークショップルーム(http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

テーマ:“ROJI LIFE”を楽しむ 〜眠れる路地奥に事業の目覚めを

1. 話題提起(20分)
   「都心部の路地における子育て支援空間としての検証とテーマ型再生事業手法の構築」の報告(事務局:大島祥子)

2. パネルディスカッション(80分)
 コメンテーター:高田 光雄(都住研 会長/京都美術工芸大学 教授/ 京都大学名誉教授)
山下善彦氏(IzutsuRealty (株)  代表取締役)
魚谷繁礼氏(魚谷繁礼建築研究所 建築士)
高木勝英氏(京都市都市計画局建築指導部 部長)

 コーディネーター:高木 伸人(都住研 事務局長)

・主催:都市居住推進研究会
・後援: (公財)京都市景観・まちづくりセンター

参加費 500円 定員50名「都住研会員 無料」 お誘い合わせの上ご参加ください。
 定例会へのご参加は、会員の方に限らずご参加いただけます。
 お申し込みは、下記事務局へメールにてご連絡ください。
 <5月20日(月)までにお願いいたします。>

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