定例会のお知らせ


第23期 都住研総会 と 第62回 都住研定例会のご案内

 都住研では、設立20周年記念事業として「空き家・路地の積極活用によるまちづくり」をテーマとして研究を進めた。京都のまちづくりを考える上で学ぶべきエッセンスを備える路地を独自の視点で評価した「路地21選」の選定を行い、さらに「景観」「防災」「コミュニティ」「歴史・文化」の視点から路地の「見える化」を行うシートを開発した。これらを基に、「路地を発信・再生・継承する 〜選べる路地のまちづくり」として提言をまとめ、今年9月に京都市門川市長に提出した。
 提言は「路地の魅力と価値を発信する取り組みの促進」「路地の未来を選び、実現するための支援策の充実」「路地コミュニティ管理の促進」の政策提言と、京都にある典型的な路地を対象に「更新」「保存」の2つの視点で行ったケーススタディからなる。
 「開発するにも、売買するにも、とにかく扱いにくい」であったものが、近年は「京都の価値と魅力を更に向上させる可能性を秘めた原石」になってきていると確信する。
 第62回定例会ではこれらの成果を報告するとともに、京都市内の路地の特徴を改めて見つめ、未来のまちづくりを見据えるパネルディスカッションを行い、京都の価値を上げることができる路地の再生・継承の方法を探る。

日時平成28年11月16日(火) 18:30〜20:30
場所:ひと・まち交流館 京都 地階 京都市景観・まちづくりセンターワークショップルーム(http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

内容:18:30〜 (1)都住研第23期総会
   19:00〜 (2)第62回定例会

テーマ:路地の時代がやってきた! 〜路地の未来のつくりかた入門

1. 話題提起
   1)都住研提言の報告:都住研 事務局
   2)ケーススタディ〈まちなみ保全型〉〈更新型〉:西村 孝平 氏((株)八清 代表取締役)

2. 京都市の取り組み 〜これまでとこれから
   講師:文山 達昭 氏(京都市都市計画局まち再生・創造推進室密集市街地・細街路対策課長)

3. パネルディスカッション
 パネリスト
   高田 光雄 氏(京都大学大学院工学研究科 教授)
   西村 孝平 氏((株)八清 代表取締役)
   文山 達昭 氏(京都市都市計画局まち再生・創造推進室密集市街地・細街路対策課長)
 コーディネーター
   高木 伸人 氏(都住研 事務局長)

参加費 500円 定員50名 「都住研会員 無料」 お誘い合わせの上ご参加ください。
 定例会へのご参加は、会員の方に限らずご参加いただけます。
 ご参加いただける場合は、下記事務局へお申し込みください。
 <11月12日(土)までにお願いいたします。>

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